やる気を引き出す方法
From:齋藤俊男
自宅のプライベートオフィスより。
結論からいいます。
人は達成感を感じるとやる気になります。
これは私の読んだ脳科学の本に書いてありましたし、私の今までの経験でもそれを感じております。
脳は達成感をご褒美と感じてやる気が出るそうす。
では、どのように達成感を感じてもらうかというと、短期的な手の届く範囲の目標を立てることです。
例えば、運動やリハビリの目標でいうと、
「長い時間、歩けるようになる」ではなく「(その利用者様の歩行の限界が10分だとすると)15分歩くけるようになる」です。
出来るだけ細かくわかりやすい目標を立てて下さい。
どんな小さな目標でも、達成すると嬉しく、自分でもできるんだと思い、やる気が出てきます。
あと、私の経験上ですが、やる気にさせる方法はもう一つあるのかなと思います。
それは、「成功体験をさせる」ことです。
また、運動の例えになってしまいますが、
歩行スピードが遅く、歩行スピードを上げたいと希望をお持ちの利用者様にスピードを上げた歩行を体験してもらいます。
少し具体的に言うと、転倒しないようにしっかりと介助をして、歩幅を少し大きく歩いてもらいます。歩幅を少し大きくすれば、自然と歩行が早くなります。
すると、このように頑張れば今よりスピードを出せるんだ、自分でもできるなと思い、やる気がでます。
やる気か出れば、身体の状態は良くなりやすくなりますし、出席率も上がります。
利用者様だけでなく、ビジネス、スポーツ、勉強にも使えるので、是非、試してみて下さい。
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