リハビリ特化型デイサービスの生活相談員に身につけて欲しいスキル
From:齋藤俊男
自宅のプライベートオフィスより。
リハビリ特化型デイサービスで働く生活相談員の方に、身につけて欲しいスキルがあります。
それは、、
新規契約時に、これからご利用される方の、今の体の状態を具体的に聞くことです。
なぜなら、細かく聞く事で、これから変わっていく自分の体の変化に、些細な事でも気づきやすくなるからです。
どのように具体的に聞くかと言うと、例えば、、
「長時間歩けなくなった」
⇒何分ぐらい、又は何メートルぐらいで疲れるか。もし、今ウォーキングをしているなら、何分間歩いているか。
「階段を上がるのがきつくなった」
⇒残り何段ぐらいできつくなるのか。
こんな感じで、必ず数字を用いて表現してしてもらって下さい。
もちろんですが、今の自分の状態を正確に数字で把握している人なんて、まずいません。
なので、「感覚でいいので、だいたいどのくらいですか?」と聞けば、悩みながら必ず数字で言ってくれます。
筋力や体力は大幅にアップしないと自分ではなかなか気づきません。
ほとんどの方は、現状を細かく把握していないのでちょっとした変化があってもわかりません。
体に変化が変化が起きているのがわからないと、地味で単調なつまらない運動のモチベーションがあがらず、より成果が出なくなってしまいます。
運動で成果が出ると、利用者様は本当に喜びます。そしてあなたのデイサービスは感謝されます。
ちなみに、利用者様の喜ぶ姿って、こちらも嬉しくなりますよね。
聞き過ぎると嫌がられるのでは?と思う方もいるかも知れませんが、経験上、詳しく聞いて嫌がられたことは今までありません。
なので、遠慮なく聞いてみて下さい。
ちなみに、今回、生活相談員向けにブログを書きましたが、このスキルは機能訓練指導員や管理者にも身につけて欲しいスキルです。
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